この週末、キウイフルーツ(ヘイワード=一般的なグリーンキウイ)の収穫をしました。
春先に低温が続いたせいで開花が遅くなり、その分成長も遅く、
去年より10日ほど遅い収穫となりました。
収穫の際は糖度計を使い、Brix6.5%程度を目安にしています。
キウイフルーツの木は乾燥に弱いので、とくに果実の肥大期には
切れ目なく潅水をする必要があるのですが
今年は梅雨明け後に潅水が間に合わず、また連日の猛暑もあり、
萎縮・軟化してしまった果実が多く発生してしまいました。
残った果実をより充実させるために摘果を徹底的に行い、
日なたにある果実には袋かけ(キウイも日焼けするんです…)をした結果、
収量は減りましたが、去年より大きく出来のよいものの割合が増えました。
今年の栽培は、首の皮一枚のところで何とかピンチを切り抜けたという感じでした。
栽培初挑戦だった去年は収穫の時点ですでに落葉してしまい、日焼け果も多かったので
少しは進歩したかな、と思っています。
来年は養成中の東京ゴールドから少し採れればなあ、とか、
もっと上手く栽培するぞ!とか、もう今から考えています。