キウイフルーツの収穫が始まりました

今月上旬、キウイフルーツの早生品種「紅妃(こうひ)」が
収穫適期の糖度となったため、収穫しました。
キウイフルーツの季節の始まりです。

「紅妃」ってどんな品種?

紅妃は果皮表面のうぶ毛が少ない軟毛種で、
果肉の中心部が赤く、やや小さめの品種です。
「レインボーレッド」によく似ています。

キウイフルーツとしては糖度が高く、甘みが強いです。
完熟した紅妃の中心部はジャムのような甘さで、
一度食べると虜になってしまう美味しさです。
そのため最近人気が出てきました。

紅妃の栽培について

本多農園でも「紅妃」増産を目指し、幼木を育成していますが、
病害虫に弱い品種でもあるため、
無農薬での栽培は難しいこともあるかもしれません
(もちろん今後も農薬を使うつもりはないのですが)。

実際今年も、実に部分的にカイガラムシがついてしまいました。
カイガラムシがつくと果皮に跡が残り、
食味には影響しないのですが、見た目が悪くなってしまいます。
今後もカイガラムシ対策は続けていきますが、
農薬を使わない方針である以上、
完璧に美しい外観のものをつくるのは難しいかもしれない、とも思います。

私たちは、見た目は多少悪くなってしまったとしても、
自然で、安全で、体にいい食べ物をつくりたいと考えています。
無農薬でのキウイフルーツづくりについて、
そんなこともご理解いただければありがたいです。