収穫後のキウイ畑に堆肥投入



収穫が終わったキウイの畑に、土壌改良堆肥3トンを投入しました。
この圃場は元々田んぼであったため、土が固く保水性が良くないため、
真夏に数日雨が降らないとすぐに土がカラカラになってしまうのです。

キウイフルーツは灌水が難しいと言われる作物です。
根の張り方が浅いため、水が溜まりやすい土だとすぐに根が腐り、
保水性が悪いと根焼けを起こしてしまうのです。

そのため、土壌の条件に応じた灌水が必要となるのですが、
私たちの畑の場合は晴れが3日続いたら1回灌水するくらいでなければ、
土が乾き切り葉がカラカラになり始めることが解ってきました。

畑を借りた初年度である昨年にも、
落ち葉や茅を入れたり、キャンプ場から溜まった腐葉土を貰い投入したりしました。
また、根が固い土を貫くことを期待して、冬の間にライ麦を撒いたりもしています。


今回入れた堆肥は、山梨県笛吹市の業者さんから購入したもので、
地域から出る剪定枝や間伐材などの資源をチップにして、堆肥化しているそうです。
何となく、ワインのコルクのような、いい匂いがしていました。
コストパフォーマンスがいい上に、ふかふかでとても質がよさそうなので、
期待しています。

一方、収穫後のキウイは、現在選果作業中です。
選果では、キウイの表面をこすって毛を落とし(けっこう毛が飛ぶんです)、
サイズごとに分け、変形・キズがあるものなどを取り除いていきます。

摘蕾・摘果で着果数を絞り込み、さらに選果で絞り込み…
消費者の元までたどり着けるキウイフルーツは、実は選び抜かれた精鋭なのでした。

自家用の畑で採れたさつまいもで♪