約1ヶ月の間、断続的に行っていたキウイフルーツの授粉作業が終わりました。
5月上旬に授粉をした軟毛種は、すでにキウイらしい形になってきていて、
昨日一回目の摘果をしました。
「摘果」は摘蕾と同じく、着果量を調節するために果実を摘み取ることです。
キウイフルーツは元々たくさん実がなりますが、
そのままほうっておくと、果実間の養分・水分の奪い合いによって
小さく糖度の低い果実になってしまいます。
基本的に生理落果もほぼないので、人の手で調節する必要があります。
では、キウイフルーツの赤ちゃんの様子、ぜひご覧ください。
どの品種も無事着果して一安心ですが、
これからの時期は、潅水も必要になってきます。
ここ数年は梅雨に割としっかり降雨があり、
梅雨明け後に快晴・猛暑の日が連続…というパターンが多いと思うのですが、
根が浅く乾燥に弱いキウイフルーツの木は、
この急激な気候の変化で一気に弱ってしまいます。
栽培に初挑戦した年は、乾燥によって早期落葉させてしまい、
授粉後の降雨の頻度、潅水に気を遣うようになりました。
今年は今のところ雨・晴れのバランスがよくて嬉しいのですが…
さて、どうなるやら??