高級菜豆の品種

本多農園で栽培している
高級菜豆をご紹介します。

色とりどりの可愛い豆たち。ビタミンBや鉄分、ミネラル、食物繊維が豊富で、じつは隠れた健康食なんです。
本多農園では、当地の高い標高を活かし、現在5種類の豆を栽培しています。
この地で代々受け継がれてきた豆、新たに根付かせようと種を購入した豆と出自は様々ですが、どれも美しく美味しいのでお試しを。新豆の収穫時期は晩秋です。

紫花豆

綺麗な模様が入り、大きいもので4cm前後の粒になる、豆の最高級品種です。
高級菜豆類の中でもとくに冷涼な気候を好むため、夏期に気温が高くなる場所では栽培できません。そのため、標高700~800m以上の場所や北海道などで栽培されています。
種は、三富で長年栽培され土着したものを使用しています。

定番の調理法は煮豆やサラダですが、おすすめはカレーや筑前煮などの煮込み料理です。とても大きくホクホクした豆なので、ジャガイモや里芋の代わりに使うと贅沢な気分になれます。お正月など慶事の一品にも最適です。

白花豆

紫花豆と同様に冷涼な気候を好みます。
真っ白で粒が大きいため、高級感があります。白い綺麗な花を咲かせます。
三富では栽培されていなかったことから、種を購入して栽培を始めました。その後は自家採種を続け、土着化を進めています。

火を通すと淡いクリーム色になり、とても美しいです。
また、ミネストローネなど色鮮やかな料理に入っているととても目立ち、楽しい気分になります。

大福豆

白いんげん豆とも呼ばれています。白花豆を小さくしたような豆です。
食味が良く花豆よりも安価なため、ポトフやマリネなど、日常的に様々な料理に使っていただける豆です。

うずら豆

ベージュにえんじ色の模様が美しい小粒の豆です。種は、三富で長年栽培され土着したものを使用しています。
加熱すると模様は薄くなってしまいますが、水で戻す時間も短いので、スープやカレーに気軽に使っていただけます。

とら豆

へその周囲にだけ、虎の毛皮のような模様が入っています。
他のいんげん豆と少し違い、独特のトロッとした食感があり、えぐみが少ないことから「煮豆の王様」と呼ばれています。
種は購入したものです。2019年から栽培を始め、少しずつ量を増やしています。