8月後半が薄ら寒かった今年の夏。
キノコの出も早いのでは?と考え、キノコの師匠と今年最初のキノコ採りに行きました。
採りに行った標高は大体1000m~1500m。狙いはイグチ系のキノコです。
まずは、キノコの出具合を確認するため、広葉樹の雑木林内を歩きます。
チチタケを発見しました。
夏のキノコです。名前の通り、傷をつけると乳のような液体を流します。
触った感触は硬く、あまりキノコのようではありません。
生えている時期や特徴から、見分けがつきやすいキノコですね。
この場所では、その他の雑キノコが生えていることを確認したので、もう少し標高を上げれば狙いのキノコもあるかもしれない(師匠談)ということで移動しました。
採れたのはわずかにこれだけでした。若干寒かったとはいえ、まだ早かった模様。
沢沿いに生えていたヌメリスギタケモドキを採り、本日は終了としました。
このキノコは、ヤナギに生えるので分かり易いですね。
帰宅してから、チチタケ、ヌメリスギタケモドキでキノコ汁を作りました。
この汁は、翌日により味が出て楽しめました。チチタケは汁で食べると食感が非常に悪いと言う事で、網に入れて出汁だけとり楽しみました。
前評判通り、不思議な魚介を感じさせる出汁で、とても美味しかったです。