農繁期はつづく

私たちが栽培している、キウイフルーツと花豆。
両方とも収穫期が晩秋なので、収穫物を選別し出荷が始まるのが11月下旬〜12月初旬になります。

周囲のブドウ農家やモモ農家は農閑期に入ってきていますが、
キウイフルーツ農家はまだまだ、絶賛農繁期中!なのです
(まあ、ブドウやモモと比べればキウイは手がかからないので、その分農繁期が長くてもいいんですけど…)
現在は毎日のように、ネットでの直売の梱包・発送作業をしています。

15個入り、「ゆうパケットプラス」を使っての発送。
少人数の家庭が多い時代、やっぱり少量パックの方が人気です
たくさん買っていただいた馴染みのお客さんに、オマケでうずら豆を。
豆は見た目に美しく、硬いので緩衝材代わりにもなるのがいい所


花豆も、一部出荷が始まりました。
莢をむくのもほぼ終わり、来年の種として残す豆を選別しているところです。
(当然といえば当然ですが)豆はそれ自体が種子なので、
大きいもの・形がよいものを残すことで、よりよい豆が生産できるように今から準備をしています。

今年からラベルに農園ロゴも入り、それっぽくなりました
夜な夜なやっていた莢むきもそろそろ終了
特大の花豆発見!(割れてたけど)
上に置いた花豆(幅約35mm)が小さく見えるほど
重さで今年一番だったのがこの花豆。平均的な花豆の約2倍の重さです


キウイ(おもにヘイワード)も花豆も、農産物でありながら長期間貯蔵ができるという長所があります。
自然は人間の都合に合わせてくれないのが常なのに、これはすごいことです。
キウイは冬から早春まで(ヘイワードは冷暗所で保存すると3月くらいまで食べられます)、
花豆は次の新豆の時期まで、ゆっくり販売ができます。
世の中は農閑期のこの時期、必要としてくださる方のところに、どんどん届けていくつもりです。